学会年次報告-地盤工学会
学会年次報告-地盤工学会
2024.07変形モードを限定した補強土壁の地震時変形挙動
- 著者名
- 小林睦・小笠原明信・小浪岳治・林豪人・山口太佳羅
- 出典(掲載頁)
- 第59回地盤工学研究発表会 25-9-1-01
- 出版
- 地盤工学会
アンカー式補強土壁を対象として補強土壁を滑動させない条件で遠心力場加振実験を実施し、転倒およびせん断変形モードに限定した変形挙動について報告した。
2023.07上載荷重の有無による地震時の擁壁と補強材の力学挙動 動的FEM による検討
- 著者名
- 佐野和弥・末政直晃 ・小浪岳治・ 谷山慎吾
- 出典(掲載頁)
- 第58回地盤工学研究発表会 12-3-2-06
- 出版
- 地盤工学会
背面地盤に宅地等の上載荷重が付与された無補強および一体化傾斜補強が施された動的遠心実験の擁壁をモデル化し、動的FEMを行うことで上載荷重の有無による擁壁と地盤の変位および補強材に加わる軸力の変化を確認した。
2023.07エネルギー法に基づく補強土壁の地震時変位量算出に関する研究
- 著者名
- 小林睦 ・小笠原明信・小浪岳治 ・林豪人
- 出典(掲載頁)
- 第58回地盤工学研究発表会 13-3-2-05
- 出版
- 地盤工学会
補強領域の滑動面における摩擦係数を明らかにした条件の下で遠心力場加振実験を実施し、エネルギー法に基づいて算出した地震時性能を評価できる可能性について確認した。
2023.07アンカー補強土壁の壁面材の耐衝撃性試験
- 著者名
- 伊藤友哉 ・林豪人・小浪岳治
- 出典(掲載頁)
- 第58回地盤工学研究発表会 13-3-3-04
- 出版
- 地盤工学会
アンカー補強土壁に使用される2種類の壁面材において重錘自由落下による耐衝撃性試験を実施し、流木などの衝突に対する壁面材の耐衝撃性能を確認した。
2023.01補強材を活⽤した補強⼟壁の品質管理および健全性評価⼿法に関する研究
- 著者名
- 岩崎・安達・林・⼩浪・川⼝
- 出典(掲載頁)
- 地盤⼯学会北海道⽀部技術報告集第63号(No.13)
- 出版
- 地盤工学会
アンカー補強⼟壁の補強材のターンバックルを使い、施⼯中に盛⼟材料の適否を確認・共有できる品質管理⼿法や、壁表側で補強材を連結することで竣⼯後も補強材抵抗⼒の計測を可能にした健全性評価⼿法について、その有効性を確認した。
2022.07有限要素法を用いたアンカー式補強土壁の補強材引抜き試験の再現解析
- 著者名
- 小浪・林
- 出典(掲載頁)
- 第57回地盤工学研究発表会(pp22-8-3-08)
- 出版
- 地盤工学会
本検討では、有限要素法を用いて、補強材の引抜け試験の再現解析を行い、有限要素法で補強材の引抜け抵抗特性の再現性を探究したので報告する。既往の研究成果では、模型レベルの引抜試験の再現解析を報告しているが、ここでは実物大の引抜き試験を対象とした。
2021.07間接的な補強材抵抗力の計測に基づくアンカー補強土壁の品質管理
- 著者名
- 松本・岩崎・安達・林・小浪・川口・中村・川尻
- 出典(掲載頁)
- 第56回地盤工学研究発表会(pp13-7-4-07)
- 出版
- 地盤工学会
意図的に締固め度や含水比を変化させた複数の盛土材を用いた試験用の実大アンカー補強土壁を構築し、ターンバックル回転時のトルクと補強材抵抗力との関係について詳細に検証した。
2021.07ニューマーク法に基づいた補強土壁の地震時変位量解析
- 著者名
- 小林・小浪・林・林
- 出典(掲載頁)
- 第56回地盤工学研究発表会(pp13-7-3-02)
- 出版
- 地盤工学会
補強領域の一体化に着目し、ニューマーク法の概念を用いて一連の模型実験のモデルの地震時滑動変位量を簡易的に算定することを目的とした。
2020.07緊結式両面アンカー補強土壁を対象とした動的遠心模型実験 -加振時変形挙動-
- 著者名
- 林・小浪・三浦・大黒
- 出典(掲載頁)
- 第55回地盤工学研究発表会(pp22-7-2-04)
- 出版
- 地盤工学会
緊結式の両面アンカー補強土壁を対象とした動的遠心模型実験を実施しその破壊形態を確認するとともに、その加速度応答を独立式の両面アンカー補強土壁と比較することで破壊形態の違いについて検証した。
PDFダウンロード2020.07両面アンカー補強土壁を対象とした動的遠心模型実験-独立式と緊結式の残留変位-
- 著者名
- 小浪・林・三浦・大黒
- 出典(掲載頁)
- 第55回地盤工学研究発表会(pp22-7-2-05)
- 出版
- 地盤工学会
左右の補強材が独立している独立式及びそれらが緊結された緊結式の2つの形式の両面アンカー補強土壁を対象とした動的遠心模型実験を実施し、それぞれの両面アンカー補強土壁の加振後の壁面及び天端の残留変位を比較した。
PDFダウンロード2019.07構築中のアンカー補強土壁の補強材を対象とした健全性調査技術の検証実験
- 著者名
- 林・小浪・西・中村・佐野
- 出典(掲載頁)
- 第54回地盤工学研究発表会(pp1495-1496)
- 出版
- 地盤工学会
非破壊検査試験を供用中の多数アンカー補強土壁に実施し、それぞれの適用性に関する検証実験を行った。
PDFダウンロード2019.07背後に地山がある場合のアンカー式補強土壁の地震時挙動
- 著者名
- 林・宮本・小林・三浦・小浪・林
- 出典(掲載頁)
- 第54回地盤工学研究発表会(pp1493-1494)
- 出版
- 地盤工学会
アンカー式補強土壁の一般的な施工モデルを対象にした遠心力場浸透加振実験を行った。
PDFダウンロード2019.07動的遠心模型実験による両面アンカー補強土壁の地震時作用力
- 著者名
- 小浪・林・髙木・三浦・小林
- 出典(掲載頁)
- 第54回地盤工学研究発表会(pp1477-1478)
- 出版
- 地盤工学会
両面アンカー補強土壁の地震時挙動について検証した例は少ない。そこで、遠心模型実験を行い、両面壁の挙動や破壊形態について検証した。
PDFダウンロード2018.07両面アンカー補強土壁を対象とした動的遠心模型実験-安定性と残留変形
- 著者名
- 林・小浪・三浦・小林
- 出典(掲載頁)
- 第53回地盤工学研究発表会(pp1675-1676)
- 出版
- 地盤工学会
両面壁タイプの多数アンカーの安定度や変位について片面の場合との模型実験による比較を行い、その特性を確認した。
PDFダウンロード2017.07補強材破断を想定した地下水が高いアンカー式補強土壁の地震時挙動について
- 著者名
- 小林・三浦・小浪・林
- 出典(掲載頁)
- 第53回地盤工学研究発表会(pp1711-1712)
- 出版
- 地盤工学会
アンカー式補強土壁において部分的に本来の補強安定性が確保できず、加えて地震に起因する地下水の浸透があった場合の地盤の挙動について模型実験で確認した。
PDFダウンロード2017.07平成28年熊本地震被災を受けた地域におけるアンカー補強土壁の調査報告
- 著者名
- 林・小浪・中村
- 出典(掲載頁)
- 第52回地盤工学研究発表会(pp1449-1450)
- 出版
- 地盤工学会
震度5以上を記録した地域の63件の実績について損傷程度の調査を行い、いずれも性能上影響を及ぼすレベルにないことを確認した。
2017.07補強土壁の維持管理技術検証のための実大実験
- 著者名
- 佐藤・宮武・藤田・新田・大谷・明永・小浪・村中・宮田
- 出典(掲載頁)
- 第52回地盤工学研究発表会(pp1461-1462)
- 出版
- 地盤工学会
構造の異なる3種の補強土壁について不健全な状態を再現して、その挙動を調べた結果を報告した。
PDFダウンロード2017.07地下水浸透がアンカー式補強土壁の地震時挙動に与える影響について
- 著者名
- 佐藤・小林・三浦・小浪・林
- 出典(掲載頁)
- 第52回地盤工学研究発表会(pp1469-1470)
- 出版
- 地盤工学会
裏込め地盤内の地下水位の差が補強土構造物の地震時安定性に与える影響とその挙動について考察した。
PDFダウンロード2017.07土圧特性からみるアンカー式補強土壁の補強メカニズム
- 著者名
- 鈴木・小林・三浦・小浪・林・プウン
- 出典(掲載頁)
- 第52回地盤工学研究発表会(pp1467-1468)
- 出版
- 地盤工学会
種々の補強領域を設定した両面多数アンカーの遠心模型実験を行い、補強領域内および補強領域の間に盛土材のアーチ作用が生じていることを確認した。
PDFダウンロード2016.09形式の異なる両面アンカー式補強土壁の地震時挙動について
- 著者名
- 鈴木・小林・三浦・小浪・林
- 出典(掲載頁)
- 第51回地盤工学研究発表会(pp1561-1562)
- 出版
- 地盤工学会
両面アンカー式補強土壁における、アンカーが独立したタイプ及び補強領域が交差したタイプについてその地震時挙動を比較した。
PDFダウンロード2016.09排水パイプによる地下水低下が補強土壁の地震時安定性能に与える影響について
- 著者名
- 林・小浪・山下
- 出典(掲載頁)
- 第51回地盤工学研究発表会(pp1567-1568)
- 出版
- 地盤工学会
アンカー式補強土壁の裏込め地盤内に設置した排水パイプによる排水機能の回復が地震時挙動に与える影響を調べるため模型実験を行った。
2016.09アンカー補強土壁の補強材を対象とした健全性調査技術の土中における検証実験
- 著者名
- 福田・岡崎・杉本・小浪・遠藤・丸山
- 出典(掲載頁)
- 第51回地盤工学研究発表会(pp1587-1588)
- 出版
- 地盤工学会
超音波探傷及び衝撃弾性波法による補強土壁への検査の適用性について、実大のアンカー式補強材を対象に気中にて検証した。
2015.07地下水を有するアンカー式補強土壁の地震時挙動に関する遠心模型実験
- 著者名
- 佐藤・赤川・小林・三浦・小浪
- 出典(掲載頁)
- 第50回地盤工学研究発表会(pp1682-1683)
- 出版
- 地盤工学会
補強土構造物内に地下水が存在し、裏込め地盤の締固め密度を変化させた場合の遠心力場浸透加振実験より地震挙動を検討した。
PDFダウンロード2014.07豪雨浸透を受けるアンカー補強土壁の地震時挙動に関する実験的研究
- 著者名
- 小林・三浦・小浪・桂川・奥平
- 出典(掲載頁)
- 第49回地盤工学研究発表会(pp1679-1680)
- 出版
- 地盤工学会
豪雨を受けるアンカー式補強土構造物の地震時安定性を遠心力場豪雨散水加振実験を行い、引抜き安全性と補強材のたわみが施工時の安定性に及ぼす影響について検討した。
PDFダウンロード2013.07固有振動数に着目した補強土壁の振動-滑動量の有限要素法による計算
- 著者名
- 齋藤・チャン・三浦・小浪・林
- 出典(掲載頁)
- 第48回地盤工学研究発表会(pp1537-1538)
- 出版
- 地盤工学会
補強土壁を振動-滑動モデルとして解析するための基礎的研究として、有限要素法を用いて多自由度振動系としてモデル化、振動-滑動特性を直接差分法により解析、検討を行った。
2012.07アンカー補強土壁東日本大震災被災度調査報告
- 著者名
- 平原・小浪・林
- 出典(掲載頁)
- 第47回地盤工学研究発表会(pp529-530)
- 出版
- 地盤工学会
東日本大震災で特に強い揺れが生じた岩手県、宮城県、福島県、茨城県の4県において実施した、アンカー式補強土壁の被災度調査の結果をまとめた。
2011.07アンカー式補強土壁の実現場における健全性評価
- 著者名
- 中村・高木・小林・小浪
- 出典(掲載頁)
- 第46回地盤工学研究発表会(pp535-536)
- 出版
- 地盤工学会
新たに実施した1現場の健全性評価試験の結果について報告した。
2010.08アンカー式補強土壁の豪雨時安定性能について
- 著者名
- 小林・高岡・三浦・小浪
- 出典(掲載頁)
- 第45回地盤工学研究発表会(pp1357-1358)
- 出版
- 地盤工学会
遠心場で多数アンカー模型に対して散水を行い、豪雨時の補強土壁の変形・崩壊挙動に関する実験的な検証を行った。
2010.08ICTを応用した補強土壁のモニタリングシステムの開発と現場への適用
- 著者名
- 宮田・平川・多田・小浪・小林
- 出典(掲載頁)
- 第45回地盤工学研究発表会(pp145-146)
- 出版
- 地盤工学会
従来のデータロガーを用いた計測に比べて、安価で信頼性の高いモニタリングシステムを開発した。そのシステムを多数アンカーの現場計測へ応用した事例の紹介。
2010.08多数アンカー式補強土壁工法による多段式補強土壁の模型実験
- 著者名
- 佐藤・三浦・森政・小浪
- 出典(掲載頁)
- 第45回地盤工学研究発表会(pp1355-1356)
- 出版
- 地盤工学会
アルミ棒積層体で、多数アンカーの多段積み模型を作成し、その安定性についての考察を行った。
2010.08アンカー式補強土壁の健全性評価試験結果
- 著者名
- 中村・高木・小林・小浪・冨山
- 出典(掲載頁)
- 第45回地盤工学研究発表会(pp529-530)
- 出版
- 地盤工学会
既に施工され、供用されている多数アンカーに対して、現場引抜き試験を実施した。本報では、その試験結果について報告した。
2010.08アンカー式補強土壁の健全性評価試験方法
- 著者名
- 髙木・中村・小浪・小林・冨山
- 出典(掲載頁)
- 第45回地盤工学研究発表会(pp527-528)
- 出版
- 地盤工学会
既に施工され、供用されている多数アンカーに対して、現場引抜き試験を実施した。本報では、その方法について報告した。
2009.07多数アンカー式補強土壁の地震時作用力に関する考察
- 著者名
- 佐藤・小林・小浪・三浦
- 出典(掲載頁)
- 第43回地盤工学研究発表会
- 出版
- 地盤工学会
実物大の多数アンカーの振動台実験のデータを整理し、補強土壁に作用する慣性力をコンター図にまとめた。
2008.07アルミ棒モデルによる多数アンカー式補強土壁の安定性の検討
- 著者名
- 村田・小浪・森政・工藤他
- 出典(掲載頁)
- 第43回地盤工学研究発表会(No.780)
- 出版
- 地盤工学会
アルミ棒で多数アンカー式補強土壁の安定性を評価した結果を報告。
2007.07支圧拘束型補強土壁の内部安定設計手法
- 著者名
- 村田・三浦・小浪・工藤
- 出典(掲載頁)
- 第42回地盤工学研究発表会 (1565-1566(785))
- 出版
- 地盤工学会
斜壁多数アンカー式補強土壁の前方アンカープレートの土圧軽減効果を考慮した内部安定設計手法の提案。
2007.07支圧拘束型補強土壁の内部安定設計手法
- 著者名
- 工藤・小浪・三澤・三浦
- 出典(掲載頁)
- 第42回地盤工学研究発表会 (1567-1568(786))
- 出版
- 地盤工学会
斜壁多数アンカー式補強土壁の載荷実験による安定性評価結果の報告。
2007.07すべり線解析法による重力の影響を考慮した支圧アンカーの引抜き抵抗の解析
- 著者名
- 森政・野田・三浦・小浪
- 出典(掲載頁)
- 第42回地盤工学研究発表会(pp569-570(285))
- 出版
- 地盤工学会
引抜き抵抗力に重力の影響を無視しても影響が小さいことを報告。
2007.07浸透流を受ける多数アンカー式補強土壁の変形挙動に関する遠心模型実験
- 著者名
- 小林・三浦・森原
- 出典(掲載頁)
- 第42回地盤工学研究発表会(pp1553-1554(779))
- 出版
- 地盤工学会
十分に締固められた状態の多数アンカー式補強土壁は、神道流の影響が小さいことを確認した。
2006.07アンカープレートの引抜き強度と地盤特性の力学的・統計的検討
- 著者名
- 三浦・西田・森政・小浪・工藤
- 出典(掲載頁)
- 第41回地盤工学研究発表会(pp1817-1818,909)
- 出版
- 地盤工学会
アンカープレートの引抜き抵抗力評価式に用いるc,φは、砂質土で全応力、粘性土で有効応力の値がよく合致する。
2006.07補強土壁工法の被災度評価に関する検討-被災台帳、被災度判定表について-
- 著者名
- 小浪・工藤・平山・酒井・永倉・三浦・土橋
- 出典(掲載頁)
- 第41回地盤工学研究発表会(pp1849-1850,925)
- 出版
- 地盤工学会
豪雨や地震の自然災害による補強土壁の調査項目を整理して、被災程度を判定する目安を示した。
2006.07補強土壁工法の被災度評価に関する検討-被災台帳と被災度応急判定表の適用例-
- 著者名
- 酒井・平山・小浪・桑野・土橋
- 出典(掲載頁)
- 第41回地盤工学研究発表会(pp1851-1852,926)
- 出版
- 地盤工学会
中越地震で変状した補強土壁について、被災度応急判定を適用した事例を紹介した。
2005.07アンカー式補強土壁の内部拘束効果と外部安定
- 著者名
- 小浪・三浦・浅原・今井
- 出典(掲載頁)
- 第40回地盤工学研究発表会(pp245-246)
- 出版
- 地盤工学会
アンカープレート、ロックアンカー、および両者併用とした定着方式における動態観測の結果、いずれの定着方式においても主働土圧係数に基づく内部安定の妥当性が確認された。
2005.07アンカー式補強土壁の引抜き抵抗力に関する検証実験
- 著者名
- 辰井・三浦・三澤・小浪
- 出典(掲載頁)
- 第40回地盤工学研究発表会(pp719-720)
- 出版
- 地盤工学会
小型模型引抜き実験を実施して、引抜き力と引抜き変位の関係に基づいて許容引抜き力までの引抜き変位は約3%であることが報告された。
2005.07動態観測における多数アンカー式補強土壁における補強材の強度発現特性
- 著者名
- 小浪・三浦・浅原・今井
- 出典(掲載頁)
- 第40回地盤工学研究発表会(pp1963-1964)
- 出版
- 地盤工学会
アンカープレート、ロックアンカー、および両者併用とした定着方式における動態観測の結果、いずれの定着方式においても主働土圧係数に基づく内部安定の妥当性が確認された。
2004.07新潟県におけるグリズリアンダー材のアンカープレート引抜き実験
- 著者名
- 辻・小浪・高橋・藤井・五十嵐
- 出典(掲載頁)
- 第39回地盤工学研究発表会(pp637-637)
- 出版
- 地盤工学会
グリズリアンダー材中に埋設したアンカープレートの引抜き強度は、φ=35°程度に相当することが分かった。
2003.07発泡廃ガラス軽量混合土の多数アンカー式補強土壁への適用
- 著者名
- 川原・小浪・工藤・水谷・山本
- 出典(掲載頁)
- 第38回地盤工学研究発表会(pp1787-178)
- 出版
- 地盤工学会
発泡廃ガラスと砂の混合土からのアンカープレート引抜抵抗力を調べた結果を示した。
2001.06多数アンカー式補強土壁の地震時挙動に関する解析的検討
- 著者名
- 二木・青山・小浪・佐藤・辰井
- 出典(掲載頁)
- 第36回地盤工学研究発表会(pp2061-2062)
- 出版
- 地盤工学会
高さ5mの振動台実験で妥当性を確認した動的2次元弾性FEMにより壁高15mの挙動をシミュレートした。その結果、壁自重の慣性力と地震時土圧を同時に作用させる現行設計は過大になることが示唆された。
2001.06寒冷地における多数アンカー式補強土壁の挙動
- 著者名
- 西川・櫻庭・原田・笹木
- 出典(掲載頁)
- 第36回地盤工学研究発表会(pp2097-2098)
- 出版
- 地盤工学会
寒冷地に構築された多数アンカーの動態観測により若干の凍上土圧が作用した結果が報告された。
2000.06大型せん断土槽を用いた多数アンカー式補強土壁の実大振動台実験
(その1 実験概要)
- 著者名
- 青山・菊池小浪・三上
- 出典(掲載頁)
- 第35回地盤工学研究発表会(pp.2213-2214)
- 出版
- 地盤工学会
せん断土槽内に高さ5m、幅3.6m、長さ9mの実物大の補強土壁を構築して振動実験を行った。
2000.06大型せん断土槽を用いた多数アンカー式補強土壁の実大振動台実験
(その2 実験結果)
- 著者名
- 二木・三澤・辰井
- 出典(掲載頁)
- 第35回地盤工学研究発表会(pp2215-2216)
- 出版
- 地盤工学会
実物大の多数アンカー式補強土壁に対する振動実験によって、多数アンカー式補強土壁の地震時挙動を確認できた。
1999.07現地不良発生土を改良して用いる多数アンカー式補強土壁の大型室内実験
(その1 実験概要および内的安定)
- 著者名
- 井谷・青山・橋本・三浦 三澤・辰井
- 出典(掲載頁)
- 第34回地盤工学研究発表会(pp1811-1812)
- 出版
- 地盤工学会
アンカープレート周辺の盛土を固化材で改良した二重壁構造を持つ多数アンカー式補強土壁工法について、大型模型による載荷実験を行い、拘束効果が発揮され補強土壁の安定が高まることを確認した。
1999.07現地不良発生土を改良して用いる多数アンカー式補強土の大型室内実験
(その3 アンカーの引抜抵抗)
- 著者名
- 橋本・三浦菊池・土橋・辰井
- 出典(掲載頁)
- 第34回地盤工学研究発表会(pp.1815-1816)
- 出版
- 地盤工学会
アンカーの引抜抵抗とその部分改良による改良効果の説明と、アンカーの引抜抵抗を算定する手法の検討について報告した。
1999.07多数アンカー式補強土壁背面土の凍結面形状
- 著者名
- 宇野・鈴木月舘・安達・上野
- 出典(掲載頁)
- 第34回地盤工学研究発表会(pp.1817-1818)
- 出版
- 地盤工学会
試験設置した多数アンカー式補強土壁で行った凍結面の実測を設計に取り入れるための、コンピュータによる凍結シミュレーションの結果を報告した。
1997.07多段壁面を有する多数アンカー式補強土壁の模型実験
- 著者名
- 三浦・東平・三澤 他
- 出典(掲載頁)
- 第32回地盤工学研究発表会(pp.2487-2488)
- 出版
- 地盤工学会
多段の直壁および傾斜した壁面の平面ひずみ模型実験を実施して、アンカープレートの大きさ、ロッド長が安定性に及ぼす影響を示した。
1997.07多数アンカー式補強土壁工法の壁面材薄型化について
- 著者名
- 三澤・川原・川井
- 出典(掲載頁)
- 第32回地盤工学研究発表会(pp.2491-2492)
- 出版
- 地盤工学会
道路公団専用に開発した多数アンカーの薄型壁面材を用いた経済効果についての試算結果が示され、約20%の材料費縮減効果が得られることを確認した。
1997.07多数アンカー式補強土壁工法の補強機構に関する実験的検証
- 著者名
- 土橋・三澤・辰井
- 出典(掲載頁)
- 第32回地盤工学研究発表会(pp.2493-2494)
- 出版
- 地盤工学会
多数アンカーのアンカープレートによる拘束効果を模型実験において調べて、外的安定についての挙動を確認した。
1997.07補強材の張力伝達特性を考慮した補強土壁の壁面変位予測
- 著者名
- 兵動・西村・福谷
- 出典(掲載頁)
- 第32回地盤工学研究発表会 平成9年度発表講演集(pp.2469-2470)
- 出版
- 地盤工学会
補強土壁のモデル実験を基に、補強材の張力分布を定式化し、壁面変位の予測手法を提案している。
1995.07多数アンカー擁壁の内的および外的安定性
- 著者名
- 三浦・佐野・前田・土橋・三澤
- 出典(掲載頁)
- 第30回土質工学研究発表会(pp.2401-2404)
- 出版
- 土質工学会
二次元模型実験に基づく多数アンカー式補強土壁の内的・外的安定に関する研究を報告した。